酵素ファスティングの本来の目的は、体の中の毒素を追い出すことです。
毒素を追い出すために、酵素ドリンクと水だけを飲むことによって酵素の力で体の中に染み付いた毒素は排出します。
毒素を排出する時に、体調不良が現れます。これを好転反応といいます。
好転反応は、毒素を排出する過程で起きる反応であるため、酵素ファスティングを行うほとんどの人に現れる反応であるため、しっかりと理解してから取り組む必要があります。
いきなり体調不良になったからと言って焦ってはいけません。
ですが、我慢できないような症状なら、ファスティングを中断することをお勧めします。
Contents
酵素ファスティングで起こる体調不良と好転反応!
好転反応は出る人出ない人がいる!
好転反応は体の毒素を排出される時に現れる体の反応です。この反応が出るときには効率よく毒素が排出されている証拠です。
つまり、ファスティングで好転反応が現れないなら、毒素が排出されていないことを意味します。準備期間をしっかりとったのか、正しくファスティングをしているか確認しましょう。
また、正しく毒素が排出されているにも関わらず好転反応が全く現れない人もいます。毒素が全くたまっていないためですね。その人の生活が正しい生活習慣で行われていたことを意味します。そのままの生活を維持するようにしましょう。
好転反応はいつ発生する?
ファスティングを始めたときには、酵素は消化酵素の働きを促すために使われます。
お腹の中の食べ物が消化されると、今度は代謝のために酵素が使われるようになります。
代謝のために使われるようになってようやく体内の毒素が排出されるんです。
体内の毒素が排出される時に、好転反応が現れてきます。
この時期は、ファスティング開始から1日から2日で現れてきます。3日間のファスティングを想定すると、遅い人は、ファスティングの期間が終えた復食期に現れる人もいます。
また、好転反応が現れるまでの時間は、ファスティングの準備期間に依存していて、しっかり準備していると、体内代謝が上がっていることから、早く好転反応が出てきます。
好転反応の期間は、通常2から3日程度。長い人でも1週間くらい続きます。好天反応が長く出る人は、それだけ体の毒素が体内にたまっているためです。
ですが、ファスティングの準備をして置くことで、代謝が上がりデトックスされやすくなるので、好転反応を抑えるためにしっかりとファスティングの準備を行いましょう。
⇒酵素ファスティングの準備期間と準備食で食べていいもの・メニュー!
好転反応の種類は?
好転反応では、体中の毒素を排出する効果があるため、全身から様々なデトックス効果が現れます。
好転反応の種類は、
- 頭痛
- 発熱
- 吐き気
- 下痢
- 便秘
- 大量の便
- 湿疹やニキビや吹出物
- 目ヤニ、
- 体がだるくなる
- 眠気
などが現れます。
いづれも体の毒素を排出する過程で出るものです。
症状が弱い場合にはそのまま実行しますが、症状が強く現れるようだと、重湯やお粥などの回復食を食べてファスティングを中断しましょう。
好転反応を抑えるには?
ファスティングの最中に好転反応が出たときには、酵素ドリンクと水をこまめに飲むようにしてビタミンやミネラル、酵素を補給するようにします。
また、好転反応を紛らわすために本を読んだり音楽を聴いたりしてゆったりと、熱中できることをして過ごすと食べたい欲求を忘れることができます。
ですが、仕事などでゆったり過ごすことができないときには、回復食を食べてファスティングを中断しましょう。
好転反応の後には?
毒素が排出されて好転反応が終わった後には、体調も軽くなりすがすがしい気分になります。
ここまでくるとファスティングは順調に進んでいることになります。目標の日数まで頑張ります。
ただし、復食期の過ごし方がファスティングの成否に関係するので終わりまで気持ちを抜いてはいけませんよ。
まとめ
酵素ファスティングで成功するために乗り越えなければいけないのが好転反応です。
ですが、前もってファスティングの準備をしっかり行っておくことで症状は和らぎます。また、好転反応が出た時の過ごし方をきちんと理解しておくと、その期間を乗り切る確率は高まります。
頑張って好転反応を乗り切るようにしましょう。
つらいときには、中断して回復食を食べるようにすることを忘れずにしましょうね。